無職ではなく起業家と言い張るSDIおっさんの人生逃走記

アラフォー無職となっても異世界に行けないおっさんの戦い

眼部帯状疱疹2

病院へ行って帯状疱疹と判明した翌日。薬を飲み始めたものの効果はまだあらわれなかった。

なんでも薬は飲み始めて二日目から効き始めるそうで、そりゃ効かないわけだ。

 

この辺りからおでこや頭の発疹が目立ち始め、吹出物がわれて膿が出始める。目の方も視界が悪くなり、不安が募る。しかし経過観察の為の通院は一週間後でよいと言われていた為、その程度で治るんだろうなぁと楽観もしていた。

 

とはいえこの時は仕事をしていた訳だが……いろんな意味で死ぬかと思った。

まず、人に見せられる人相ではない。おでこは赤いしぶつぶつは出来ているし、目は赤くて腫れている。一言で言えばひどい。

私のような小心者は上司に「仕事、どうする?」なんて聞かれれば「がんばります」と答えてしまう。それが完全に災いした感じだ。

 

なので今後、この病気に罹った人は、断固として休もう。できれば一週間。

もちろん、顔や目に出ていなければ大丈夫だとは思うけど、そもそも移る可能性もある病気なのだ。

それに目の場合は、一日五回、目薬を差したり軟膏を目に塗ったりする。その時間を取るだけでも働いていると大変だし、軟膏を塗ると視界がひどく悪化する。だから片目で色んな作業をするのだが、これがまたツライ。

 

もしもあなたが上司で部下がこの症状になったら、「どうする?」なんて聞かずに、有無を言わせず「休め」と命じよう。

たぶん日本には、まだまだ自分から「休む」と言えない臆病者がたくさん居るだろうから。

ちなみに一週間後、経過観察で病院に行くと、肌の方の治療は終わり、目だけが残った。

なんと目は視界が白く濁り、矯正視力も0.2まで落ち、僕はここで最悪の事態を想像しておののくことになるのだった。