眼部帯状疱疹2
病院へ行って帯状疱疹と判明した翌日。薬を飲み始めたものの効果はまだあらわれなかった。
なんでも薬は飲み始めて二日目から効き始めるそうで、そりゃ効かないわけだ。
この辺りからおでこや頭の発疹が目立ち始め、吹出物がわれて膿が出始める。目の方も視界が悪くなり、不安が募る。しかし経過観察の為の通院は一週間後でよいと言われていた為、その程度で治るんだろうなぁと楽観もしていた。
とはいえこの時は仕事をしていた訳だが……いろんな意味で死ぬかと思った。
まず、人に見せられる人相ではない。おでこは赤いしぶつぶつは出来ているし、目は赤くて腫れている。一言で言えばひどい。
私のような小心者は上司に「仕事、どうする?」なんて聞かれれば「がんばります」と答えてしまう。それが完全に災いした感じだ。
なので今後、この病気に罹った人は、断固として休もう。できれば一週間。
もちろん、顔や目に出ていなければ大丈夫だとは思うけど、そもそも移る可能性もある病気なのだ。
それに目の場合は、一日五回、目薬を差したり軟膏を目に塗ったりする。その時間を取るだけでも働いていると大変だし、軟膏を塗ると視界がひどく悪化する。だから片目で色んな作業をするのだが、これがまたツライ。
もしもあなたが上司で部下がこの症状になったら、「どうする?」なんて聞かずに、有無を言わせず「休め」と命じよう。
たぶん日本には、まだまだ自分から「休む」と言えない臆病者がたくさん居るだろうから。
ちなみに一週間後、経過観察で病院に行くと、肌の方の治療は終わり、目だけが残った。
なんと目は視界が白く濁り、矯正視力も0.2まで落ち、僕はここで最悪の事態を想像しておののくことになるのだった。
眼部帯状疱疹 1
じつは二週間ほど前から、上記の名前を持つ病気に罹患している。
ようやく治りかけているので書けるが、一時は本当に怖かった。
なのでこの文章が、同じ状態になった誰かの励みになればと思います。
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最初は目に異物感、次は寝ている時、目の奥に激しい痛みを感じた。
痛みで眠れない程だったので、翌日眼科へ。
眼科での診断は、結膜炎。その日は軟膏と目薬を処方され、直ぐに治ります、とのことだった。
僕もそれなら、と安心して家に。しかし2日たっても治らず、不審に思って再度眼科へ。
この時点では頭部にも発疹があり、帯状疱疹と分かる状態になっていた。
また痛みもあり、それを告げると眼科医も、帯状疱疹であろう、とのこと。
そして薬が変わり、ヘルペスに効く軟膏、ゾビラックスと別の目薬を貰う。
眼科医に勧められたので、慌てて皮膚科にも行った。少しの診察でバルトレックス(帯状疱疹に効く薬)と痛み止め、胃薬を貰う。何だか拍子抜けだ。
その後、痛みと疱疹が酷いので、僕としては不安だから色々とネットで調べた。
すると眼部帯状疱疹は、最悪の場合失明、とある。医師からそんな風に告げられることはなかったが、もう、恐怖しか湧いてこない。実際、ここから2日間は悪化していったのだから。
一人で稼ぐ意味
一人で事業を起こす為には、自分の出来ることを棚卸しして、お金になるかならないかを冷静に判断する必要がある。
それにプラスして、今までお金なならなかった「やりたいこと」が出来なければ、独立する意味なんてない。
会社員の基本は、あまりやりたくない事をやってお金に変えることだと思う。少なくとも、僕はそうだった。
そんな訳だから、やりたい事をやってどこまで通用するのか、楽しみでもある。
もっとも、こんなことを考えるのは20代の特権かなーとも思うけど。